詳しくはこちら

辺境メシ、ヤバそうだけどたまらない。刺激を求めるグルメ魂のバイブル



「表題辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

辺境メシとは、その名の通り、辺鄙な土地や文化圏で食べられている独自の食文化を指します。常識を覆す食材や調理法、強烈な香りと刺激で、人によっては「ヤバそう」と敬遠するかもしれません。しかし、そのヤバさが、こそがグルメ魂を揺さぶり、探求心を駆り立てるのです。

本書「表題辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」は、そんな刺激的な辺境メシの数々を、実際に著者であるグルメライターが世界各地を旅して体験したレポート集。そのあまりに奇抜で過激な内容が話題となり、発売以来、食通や冒険家を中心に大きな反響を呼んでいます。

本書を手に取ると、まず目に飛び込んでくるのは、インパクト絶大な「ヤバそう度5段階評価」。食材の珍しさ、調理法の過激さ、香りの強烈さなど、各辺境メシのヤバさを著者独自の基準で数値化しています。この評価を見るだけでも、好奇心が刺激されずにはいられません。

著者は、単に辺境メシの奇抜さを面白おかしく紹介するにとどまらず、その土地の文化や歴史的背景にも深く切り込んでいます。例えば、「ターミガン」(雷鳥)の丸焼きを食べるスコットランドの伝統料理「グリーズショット」では、スコットランドの歴史に根ざした狩猟文化と、それを支えてきた食習慣について考察しています。

また、本書は単なるレポート集ではなく、著者が実際に辺境メシを食べてみての感想や評価が率直に語られています。その冷静かつ辛口な批評には、読者の共感と興味を誘う臨場感があります。例えば、メキシコの「チャプル」(イナゴ)料理については、「サクサクしていて意外にいける」と意外な評価を下しています。

さらに、本書の魅力は、著者の人柄が随所ににじみ出ていることです。辺境メシに向き合う好奇心旺盛な探究心、食に対する敬意と愛情、そしてユーモアと自虐的な語り口が、読者に親近感と共感をもたらします。

本書で紹介されている辺境メシは、まさに「文化の食卓」です。未知の食材や調理法、そしてその背景にある文化に触れ、自分の食の常識や価値観が揺さぶられる体験ができるでしょう。

刺激的なグルメ体験を求める冒険家はもちろん、食文化に興味のある人、世界の多様性を学びたい人など、本書は幅広い読者に強くお勧めできます。

目次

* 第1章:スコットランドの「グリーズショット」(雷鳥の丸焼き)
* 第2章:メキシコの「チャプル」(イナゴ)料理
* 第3章:インドネシアの「スナク」料理(ウジ虫)
* 第4章:フィリピンの「バロット」(孵化直前のアヒル卵)
* 第5章:エクアドルの「クイ」料理(モルモット)
* 第6章:南アフリカの「ボボティ」(フルーツ入り肉料理)
* 第7章:パプアニューギニアの「サゴワーム」(ヤシの木の幼虫)
* 第8章:タイの「カーオニアオマムアン」(マンゴーにもち米)

本書を読めば、食の世界の常識が覆り、新たな食の冒険への扉が開かれることでしょう。辺境メシという未知なる領域に飛び込み、その刺激的な魅力を体験してください。
オープンデータとQGISでゼロからはじめる地図づくり (KS情報科学専門書)
【デュアル・アトラス】日本・世界地図帳[2024-2025年版] (アサヒオリジナル)
神山 地域再生の教科書
なるほど知図帳 世界 ニュースがわかる世界地図'24
なるほど知図帳 日本 ニュースがわかる日本地図'24
スキー場は夏に儲けろ!: 誰も気づいていない「逆転ヒット」の法則
人間の営みがわかる地理学入門 (角川ソフィア文庫)
酷道大百科 激狭、断崖、未舗装...愛おしい「国 道」全53本
POPEYE(ポパイ) 2022年 7月号 [僕の沖縄地図。]
地図でめぐる 日本の県境100
トランプの帰還
フィンランド 幸せのメソッド (集英社新書)
図解入門ビジネス 最新 GIS[地理情報システム]のビジネス活用がよ~くわかる本 (Shuwasystem Business Guide Book)
世界遺産検定公式過去問題集3・4級<2023年度版>
素敵でおいしいメルボルン&野生の島タスマニアへ 最新版(旅のヒントBOOK)
国道16号線 (新潮文庫 や 87-1)
大人の教養 面白いほどわかる地理
地理オリンピックへの招待 第2版: 公式ガイドブック・問題集
TODによるサステナブルな田園都市 (New paradigm! On-demand publishing)
地図バカ-地図好きの地図好きによる地図好きのための本 (中公新書ラクレ 801) 無料体験キャンペーン中(オーディオブック)
本の情報館
本の情報館社会政治