
言志四録 心を磨く言葉 (エッセンシャル版ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)
表題言志四録:心を磨く言葉の不朽の名著何世紀にもわたって人々を啓発し続けてきた、江戸時代の名著が、現代人の心に響く言葉とともに蘇りました。それが、「表題言志四録 心を磨く言葉」です。
名著「言志録」の真髄を抜粋
「表題言志四録」は、江戸時代の儒学者・貝原益軒による不朽の名著「言志録」から、その真髄を抽出して編纂されたものです。貝原益軒は、生涯を通じて学問に励み、数々の名著を残しました。その中でも、「言志録」は、後世の人々に多大なる影響を与えた一大古典として知られています。
人生を豊かにする珠玉の言葉
「表題言志四録」には、人生を豊かにする珠玉の言葉が数多く収められています。それは、志を立てるための心得、学問を究める方法、人と接するための道徳、処世術など、幅広いテーマを網羅しています。
志を立てることの大切さ
この書でまず重視されているのは、志を立てることの大切さです。「志」とは、人生の目標や理想のこと。貝原益軒は、志を立てることが、人生を充実させるために不可欠であると説いています。
「志なくして学べば、窮屈して通ぜず。志なくして事に当たれば、だらけて成功せず。」
この言葉からもわかるように、志がなければ、いくら努力をしても身につかず、物事も成功しないのです。
学問のすすめ
志を立てるためには、学問を積むことが必要です。貝原益軒は、学問を重んじ、生涯学び続けました。
「書を読み、学ぶことは、わが身を耕し、わが身を治めることなり。」
「書を読み、学んで知識を得ることは、自分自身を磨くことにほかならない」という教えは、今もなお多くの人に響いています。
人との付き合い方
「表題言志四録」では、人と接するための道徳についても言及されています。貝原益軒は、誠実さ、謙虚さ、思いやりを大切にすることを説いています。
「人と交わるには、まず己を知るべし。己を知れば、人に優しくなれる。」
自己を知ることの大切さを説くこの言葉は、現代社会においても普遍的な真理です。
処世術
また、この書には処世術に関する言葉も数多く含まれています。貝原益軒は、逆境に耐え忍び、困難を乗り越えることの重要性を説いています。
「世は常に艱難なり。艱難なくして人生なし。」
世の中は常に困難がつきものだが、それらを乗り越えることが人生を充実させるのだという教えです。
現代人の心に響く言葉
「表題言志四録」は、江戸時代に書かれたものですが、その言葉は現代人の心に響く普遍性を持っています。それは、人間の本質や生き方の真理を突いているからです。
この書を読むことで、自分自身を見つめ直し、より豊かな人生を歩むためのヒントを得ることができます。
エッセンシャル版のメリット
エッセンシャル版は、原典をコンパクトにまとめ、読みやすく編集されています。忙しい現代人でも、手軽に「言志録」の真髄に触れることができます。また、現代語訳が併記されているので、原文が難しくても理解しやすい構成になっています。
人生の羅針盤として
「表題言志四録」は、まさに人生の羅針盤となる一冊です。その言葉は、私たちの進むべき道を照らし、困難に直面したときに励まし、喜びのときをより豊かなものにしてくれるでしょう。
志を立て、学問に励み、人と誠実に接し、逆境に耐え忍ぶ。これらの普遍的な真理を心に刻み、あなたの人生をより充実したものにしてみませんか?「表題言志四録」は、そのための指針となる不朽の名著です。
アジア戦時留学生 「トージョー」が招いた若者たちの半世記
A Dominant Character: The Radical Science and Restless Politics of J.B.S. Haldane
実録はっさい先生: 知られざる教師たちの物語
教室の外へ 25歳の日本一周旅
カウンセラーの言葉に傷つけられて苦しい時、あなたの反応を幸せにつなげる本
天野貞祐―わたしの生涯から (人間の記録)
草の根からの教育改革
全盲学生のアメリカ留学 (ブックレット生きる 4)
疎開教師20歳の日記: 昭和19年8月~20年3月
神は直線を描かない ― 時永正夫神父の聖書の世界
いのちのリレー
心理学者エリクソンに学ぶ。ストレスに負けない強い脳の作り方。
奇跡の一撃: 出会いが導くボクシングの軌跡
吉田松陰 維新を先駆した吟遊詩人
闇の中に灯りを ?臨床教育学への誘い?
防衛大学校 続
燧の光芒 竹本千万吉先生追悼集
たくさんの愛をありがとう: あなたに会えてよかった
烈火の志士: 市川千晃と信州私学「信学会」
不良少年の夢 (知恵の森文庫)

本の情報館
本の情報館社会政治